企画展「ネルソン・マンデラと日本の反アパルトヘイト」

 2013年12月5日に逝去した南アフリカのネルソン・マンデラは、生涯を 通して反アパルトヘイト運動、そして"虹の国"の建設に身を投じてきま した。1962年に逮捕されたときは44歳、それから27年間にわたって獄中 で闘い、1990年に釈放を実現したときは71歳になっていました。翌年に はアフリカ民族会議(ANC)の議長に就任し、あらゆる勢力との粘り強い 交渉を続けて、アパルトヘイト撤廃に尽力しました。1993年にノーベル 平和賞を受賞し、1994年には南アフリカ初の全人種参加選挙を経て大統領 に就任しました。これによってアパルトヘイトは制度的には撤廃されまし たが、経済的、社会的な差別は今なお解決されていません。
 本展ではマンデラの足跡をふりかえるとともに、日本の反アパルトヘイト 運動を通して南アフリカと日本との関係を見つめます。その中からは、 今日の私たちの課題も鮮明になってくることでしょう。キーワードは、 平和、自由、人権、反差別です。

展示期間 2014年11月4日(火)~12月19日(金)
主  催 大阪人権博物館/関西・南部アフリカネットワーク(KASAN)
後  援 在日南アフリカ共和国大使館/反差別国際運動日本委員会/部落解放大阪府民共闘会議/アフリカ日本協議会(AJF)
会  場大阪人権博物館ガイダンスルーム2

展示構成


  • 1 南アフリカのアパルトヘイト
  • 2 ネルソン・マンデラ
  • 3 日本の反アパルトヘイト運動
  • 4 ‟虹の国”をめざして

関連企画


内  容 講演会「私の反アパルトヘイト運動と‟虹の国”づくり」
日  時 2014年11月15日(土)14:00~17:00
会  場 研修室2
講  師

【講師】
モハウ・N.・ペコ(駐日南アフリカ共和国特命全権大使)
【司会】
トーマス・カンサ(反アパルトヘイト運動親善大使)

参 加 費 入館料のみ
内  容 シンポジウム「被差別民衆の「宣言」を比較する」
日  時 2014年11月22日(土)13:30~17:00
会  場 研修室2
シンポジスト

【パネリスト】
楠原彰(前國學院大學)
友永健三(反差別国際運動)
守安敏司(水平社博物館)
【司会】
朝治武(大阪人権博物館)
佐竹純子(プール学院大学短期大学部)

参 加 費 入館料のみ
内  容 ネルソン・マンデラ記念コンサート
「響け!南アフリカと‟なにわ”のリズム」
日  時 2014年12月6日(土)14:00~16:00
会  場 リバティホール
出  演

ジョゼフ・ンコシ(南アフリカマリンバ奏者)
太鼓集団「怒」ほか

定  員275名(当日先着順)
参 加 費2,000円※リバティサポーター会員は1,800円
申し込み往復はがきでイベント名、住所、名前、参加人数を明記のうえ下記住所までお送りください。
〒556-0026 大阪市浪速区浪速西3-6-36大阪人権博物館内
「ネルソン・マンデラ記念コンサート」係

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