リバティおおさかの人権資料を
“大阪の知の拠点”大阪公立大学で
未来へ継承するために!

人権資料は社会的共有財産‼
リバティおおさかから最後のお願い
2億円の寄付金募集に協力を!

リバティおおさかのお願い

 リバティおおさかは、1985 年12 月に開館した日本で初めての“人権に関する総合博物 館”です。リバティおおさかは現在まで所蔵する多くの人権資料を保存管理し、また展示公開と教育普及という博物館活動を通して日本の人権確立に重要な役割を果たし、2020 年5月まで入館者は170 万人を数えました。
 しかし2020 年6月の大阪市との和解(注)によって建物が失われたため、収蔵庫と展示室を備えた博物館活動を断念しなければならなくなりました。そこで移動展や企画展など 最低限の博物館活動を継続しながら再出発を図るため、2022 年4月に開学した大阪公立大学に対して、人権資料の移管による保存管理を基礎として、教育研究、展示公開に活用することを要請し、現在では2025 年度を目途とした実現に向けて、大阪公立大学と協議を重ねています。これが実現すれば、社会的共有財産の人権資料を未来に継承し、日本の人 権確立に大きく貢献することになると確信しています。
 そこで今回、リバティおおさかは大阪公立大学において、これらを確実なものとするた め、2億円を目標額とした寄付金を募集することにしました。約40年にわたるリバティ おおさかの歴史と成果を継承するため、皆さんのご理解をいただき、寄付金の募集にご支 援とご協力いただけますよう、何卒よろしくお願いします。
注・建物の撤去による大阪市有地の返還をめぐる2015 年から2020 年までの民事裁判

公益財団法人大阪人権博物館
理事長  石橋武

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人権資料の大阪公立大学での活用

 リバティおおさかが大阪公立大学に対して、 人権資料の移筐による保存管理を基礎として、 研究教育 と展示公開の活用を要請したのは、 大阪公立大学の存在意義と社会的使命を重要視したからです。 大阪公立大学は2022年4月に大阪府立大学と大阪市立大学との統合によって開学した、‘‘大阪の知の拠点を めざした日本有数の総合大学で、 2025年に向けて新しい森之宮キャンパスが建設されています。
 その大阪公立大学の最も重要な「憲章」では、「人類普遍の真理の探究と、 人権・自由・平等•平和の 尊重という精神は、極めて大きな意味をもっている」と述べられ、これを基礎として「世界に飛躍する地域の信頼拠点として、 大都市大阪ひいては国際社会の発展に寄与する」との展望が示されています。
 この大阪公立大学の「憲章」は、 国内的のみならず国際的な潮流になった人権確立にとって大きな意味があり、 リバティおおさかの基本理念とも一致します。 したがって大阪公立大学こそが、 リバティお おさかの基本理念を継承し、 人権資料の保存管理、 展示公開と研究教育への活用にふさわしく、 日本の 人権確立に新たな展望を切り拓くことができると考えています。

リバティおおさかの人権資料がもつ社会的価値

 リバティおおさかは開館以来、 社会的共有財産の人権資料を精力的に収集、 保存、 筐理してきました。 その人権資料とは、 被差別部落、 在日コリアン、 アイヌ民族、 ウチナーンチュ(沖縄人)、 女性、 性的マイノリティ(LGBTQ)、 障がい者、 ハンセン病回復者、 公害被害者など多くの人権に関する分野におよび、各地から集められた古文書、 古地図、 屏風、 絵画、 錦絵、 典籍、 巻子、 文献、 運動資料、 ポスター、民具、 産業資料、生活資料、 映像、 写真、 レコー ドなどです。 その点数は3万点にものほり、 日本有数の責重な人権資料に関する宝庫になっています。
 その人権資料については、 次のような特徴をもっています。 まず第1に古文書と古地図では、 近世における被差別民の仕事、生活、 差別をはね返そうとする活動を知ることができます。 第2に屏風、 絵画、錦絵では、 例えば「朝鮮通信使行列図巻」では中・近世における朝鮮通信使の一行、 「江戸上りの図」では近世における琉球人の行列、「洛中洛外図屏風」では近世における被差別民など多様な民衆が描かれています。 第3に典籍、 巻子、 文献では、 例えば杉田玄白の『蘭学事始』では被差別民が果たした医療への貢献、 島崎藤村の「破戒』(初版本)では近代における被差別民の苦悩、 細井和喜蔵の『女エ哀史』では女性の苛酷な労働の実態などを知ることができます。 第4に湮動資料、 ポスターでは、 例えば全国水平社をはじめとした社会的差別を撤廃しようとした被差別民の足跡を知ることができ、 私たちに人権確立運動の重要性を伝えるものになっています。 第5に民具産業資料、生活資料では、 被差別民の仕事、生活、 文化などを知ることができます。 第6に映像、 写真、 レ ー ドでは、 被差別民の仕事、生活、 文化などを視覚、 聴覚によって確認することができます。
 これらの人権資料は、 さまざまな差別の歴史と現状を知ったうえで、 人権確立を展望するために不可欠かつ重要なものです。 したがって、 これらの人権資料のなかには、 教科書をはじめ多くの書籍で紹介されているように、 きわめて重要な社会的価値を有すると評価されています。 なお重要な人権資料については、 QRコー ド1によって写真と詳しい解説を見ることができます。

  • 人権資料の写真と解説

 

 

大阪公立大学での収蔵庫と展示公開の必要性

 社会的共有財産としての価値をもつ人権資料については、まず資料の数量と内容などの全体を把握す るため、目録の作成が不可欠です。そのためにリバティおおさかでは現在、資料に関する目録化の作業 を進めています。
 そして大阪公立大学では、人権資料を未来へ永く継承するため、安全かつ完全に保存管理される必要 があります。そのためには、温度や湿度などにも配慮した収蔵庫をぜひとも設置し、とくに近年では地震や自然災害が多く発生していますので、これらに対する万全の備えも重要です。
 大阪公立大学で予定されている人権資料の展示公開にあたっては、資料の破損や盗難などを配慮した 安全性に万全を期したうえで、一定の広さと照明などの設備が必要になります。この人権資料の展示公 開は、大阪公立大学の研究教育に活かされるだけでなく、小学校・中学校・高校・大学の人権教育、大 人をはじめとした多くの人びとが差別と人権を学ぶ人権啓発に貢献し、これにリバティおおさかも協力 していく予定です。

リバティおおさかの沿革

リバティおおさかの沿革

リバティおおさかの寄附金募集

 大阪公立大学で人権資料の保存管理、研究教育、展示公開などが実現した後の継続的な運営については、大学自身が考えるぺき課題です。しかし 2025年度を目途とした人権資料の移管、収蔵庫の設置、研究教育、展示公開などでの活用にあたっては、その初期費用 として多くの資金が必要になります。
これについては大阪公立大学を支える大阪府と大阪市の援助が必要ですが、リバティおおさかが募集する寄付金に応じていただいた、人権確立に取り組んでいる多くの個人と団体の意見と希望を反映させることによって、リバティおおさかがめざす基本理念の大阪公立大学での継承に大きな力になる と考えています。そこでリバティおおさかは、2億円を目標として寄付金を募集することにしました。
 この多額の寄付金を集めることは、容易でないことを承知しています。これまでリバティおおさかを活用し、支援と 協力をいただいてきた多くの個人と団体、そ れに人権確立に取り組んでおら れる各方面からの、ご支援とご協力をぜひ ともよろしくお願いします。

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払込先

  • 銀行振込

    銀行名:りそな銀行(0010)
    支店名:桜川支店(124)
    口座種別:普通預金
    口座番号:2715448
    口座名義:公益財団法人大阪人権博物館 理事長 石橋 武
    コウエキザイダンホウジンオオサカジンケンハクブツカンリジチョウイシバシタケシ
  • ゆうちょ銀行

    銀行名:ゆうちょ銀行
    番号:00970-1-239706
    名義人:公益財団法人大阪人権博物館
    コウエキザイダンホウジンオオサカジンケンハクブツカン

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