2014年3月8日、埼玉スタジアムで行われたサッカーJリーグ浦和レッズ対サガン鳥栖の試合で、差別的な 「JAPANESE ONLY」(日本人以外お断り)と書かれた横断幕が掲げられていました。事態を重く見たJリーグは、Jリーグ史上もっとも重い「無観客試合」の処分 を決定しました。これに続いて、ヨーロッパでは、選手を愚弄するバナナ投げ込まれ事件も起こりましたが、有名な プロサッカー選手たちがこぞって人種差別に反対する行動をおおらかに表現して動画やフェイスブックなどで世界に発信し ました。まさしく、人権尊重はサッカー活動の基盤であり、グローバルスタンダードであることを行動でもって示してくれま した。本展では、今回の浦和レッズとJリーグのこの問題への対応を通じて、サッカーにおける差別的発言・行為の禁止 を謳った取り組みや選手たちの行動を紹介し、国際的視野からサッカーが果たす積極的な役割について考えます。そし て、子どもたちには、親しみのあるサッカーを通じて、豊かなスポーツ文化を創造し、国際協調、人権・平和の確立に貢献し、 人権感覚を身につけた人材として社会で活躍して もらいたいと願っています。
展示期間 | 2014年7月22日(火)~9月20日(土) |
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主 催 | 大阪弁護士会/一般社団法人大阪府サッカー協会/公益財団法人大阪人権博物館 | 後 援 | 大阪府/大阪府教育委員会/大阪市/大阪市教育委員会/堺市/堺市教育委員会/公益財団法人日本サッカー協会/公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) |
会 場 | 大阪人権博物館ガイダンスルーム2 |
・サイン入りユニフォーム・ボール
・選手のメッセージ・新聞記事
・「NO RACISM」横断幕・FIFAの規約パネル
・人種差別撤廃条約など
内 容 | 記念シンポジウム 「SAY NO TO RACISM-人種差別にレッドカード-」 |
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日 時 | 2014年8月30日(土)15:00~ |
会 場 | リバティホール(大阪人権博物館内) |
シンポジスト | 【パネリスト】 |
定 員 | 275名(当日先着順) |